当社が開発・提供するヒト全ゲノム解析システム「ZettaVEGA」に、新たに体細胞変異解析ソフトウェア「pzMutect2」を実装予定です。
ゲノム解析における世界的なデファクトスタンダード・ツールキット、GATK(Genome Analysis Toolkit)に統合されたソフトウェアの一つである Mutect2 との解析結果の一致率を99.99%以上保ったまま、139倍の高速化(実際の処理時間:GATK Mutect2: 62h36m5s、pzMutect2:26m57s)を実現しました。(※1)
ゲノム解析分野、特に GATK は、解析精度の向上や新機能の追加、バグフィックスのために日々アップデートが行われています。
最新の研究成果や臨床応用において、これらのアップデートに迅速に追従することは極めて重要です。
前回の pzHaplotypeCaller の GATK ver4.6.2.0 への対応(2025年11月発表)に続き、この度の pzMutect2 の移植とオリジナルの GATK との結果の一致は、ZettaVEGA の継続的な開発体制と技術力の高さを証明するものです。これにより ZettaVEGA をご利用の方は、今後のアップデートにより、体細胞変異解析アプリケーション「pzMutect2」を超高速アクセラレーション環境でご利用いただけるようになります。
PEZY Computingは、GATK の頻繁なバージョンアップに対しても ZettaVEGA の互換性を迅速に検証・提供し続ける体制を構築しております。
(※1) Broad Instituteが提供するGATKバージョン 4.2.6.1 に含まれる Mutect2 と、ZettaVEGAのpzMutect2 による解析出力結果を bcftools isec コマンドを用いて比較しました。
