国産プロセッサPEZY-SCシリーズが「PyTorch」に対応。ヘルスケア分野での生成AI利活用を推進。

自社開発の国産プロセッサ「PEZY-SC」シリーズにおいて、AIフレームワーク「PyTorch」への対応をいたしました。
これにより、年末にリリース予定の第4世代大規模マイクロプロセッサ「PEZY-SC4S」上で、最先端のAIアプリケーションがより効率的に動作するようになります。
現在、「PEZY-SC3」を4基搭載した当社のスーパーコンピュータ「ZettaScaler-3.0」では、以下の主要なAIフレームワーク、ライブラリ、モデルの動作を確認済みです。
フレームワーク・ライブラリ: PyTorch, Accelerate, DeepSpeed, Transformers, vLLM, Text Generation Inference, Diffusers
モデル: Gemma3, Llama3, Qwen2, StableDiffusion2, HuBERT, VisionTransformer

当社は長年にわたり培ってきた「医療用画像診断機器」や「ゲノム解析システム」の開発経験を活かし、ヘルスケア分野における生成AIの利活用を強力に推進しています。
今後、国産GPGPUである「PEZY-SC4S」を搭載した次世代スーパーコンピュータ「ZettaScaler-4.0」において、様々なAIアプリケーションを稼働させ、医療現場における診断精度向上、業務効率改善、研究開発の加速に貢献してまいります。

News  Posted:2025.06.06  Last Updated:2025.06.06